白ゴーヤを作ろう

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『緑のカーテン』が数年前から特に話題になってますよね。うちも気なって去年初めて挑戦してみました。大変でしたが、すっかりベランダ菜園のとりこになってしまいました(笑)。
可愛らしい白ゴーヤにも挑戦です。
本格的ではないですが、気軽にベランダで育てられる野菜の栽培日記をつけています。

5月初旬〜6月初旬(標準地)
お手軽な苗を利用します。

プランターの用意。幅65センチのプランターなら苗2株が目安。
ホームセンター等で売ってる「野菜用の土」を利用すると便利です。
プランターに、底が隠れるくらいまで薄く敷石をし、たっぷりと土を入れます。
ポットから出してごく軽く根をほぐした苗を置き、茎が1cmくらい埋まる位、たっぷりと土を入れます。
たっぷりと水をあげましょう。

親づるの摘芯
本葉が7~8枚位になった頃が目安

親づるというのは、真中から伸びているつるのことです。摘心とはその親蔓の先端を少しだけ切ってしまうことです。
ゴーヤーは親づるには沢山の雌花をつけないため、そのまま育ててしまうとあまり実がならないのです。
親蔓の芽を摘むと、当然ゴーヤの親蔓は伸びなくなります。
ですが、摘心することによって子蔓が親蔓の代わりにグングン伸び始めるのです。
先端の小さな蔓の部分を切ってしまうのは可哀想に思いますが、蔓と葉っぱを広く育て、沢山の実を実らす為に必要な作業なのです。

子蔓が伸びてきたら
蔓を支柱に誘引してあげましょう

ホームセンター等で手に入る支柱とネットを用意しましょう。100円ショップ等でも購入出来る様ですが、あまり細くなく頑丈な物がよいです。
ゴーヤがたわわに実ってきたりすると結構な重さになります。重さでネットがたわまないようになるだけネットはピンと貼る方がいいでしょう。
支柱も夏の台風等で倒れないように注意しましょう。

つるが伸びてくると、お互いのつるや葉が絡まりあったりすることもあります。お互いの成長を邪魔しないよう丁寧に解いて、支柱に誘導するように軽く紐などで結んであげましょう。

ゴーヤは水を好みます

毎日1回たっぷりと水やりして下さい。
ただし、ゴーヤは基本的には強い野菜ですが苗のうちはあまりに水を与えすぎると根が腐ってしまいますので注意してくださいね(根腐れ病)。
あと、バケツや水圧の高いホースなどでドバッと水をあげると、圧力で土が次第に固くなってしまいます。じょうろやシャワーホースなどで、優しく水やりしましょう。

猛暑の日などは土が乾いてしまうこともあるので、朝夕一回づつ、たっぷり水をあげましょう。
昼間はあまりあげない方がいいです。日差しで熱を持った土で水がお湯になってしまい、根に良くありません。土が乾いてどうしようもない時だけにしましょうね。

追肥するタイミングは、ゴーヤの実がつき始めた頃です。
追肥は2週間に1度~1ヶ月に1度ほど

直接苗につかないように少量の肥料をやります。
大量の実を取りたい場合でなければ、追肥はしなくてもそれなりに育ちます。
肥料を与えすぎるとゴーヤは「肥料やけ」を起こします。肥料やけを起こすと下の方の葉っぱが黄色く変色しますので一目でわかります。追肥は適切なタイミングで、適切な量を与えましょう。
(追肥の量は、購入した肥料の説明に従います。)
(写真、緑のゴーヤです…> <)

正しく摘心して目指せ大収穫!

1本の子づるの葉が8~10枚、1mくらいに伸びたら、子づるの摘芯を行い、孫づるを伸ばしてやります。
子づるの先端を3cmくらいハサミなどでカットして下さい。
ゴーヤーは孫づるに沢山の実がつくので、2回摘心する事が大事になります。


受粉はしてあげた方が確実

必ずしも受粉をしてあげなくてはいけないという事はありません。風や虫が花粉を雄花から雌花に運んでくれればいいのです。
ゴーヤの花はジャスミンの様な良い香りがするので沢山のミツバチがやってきます。
ただ虫のやってこないマンションの高層階などでは受粉のお手伝いをしてあげた方がいいでしょう。

<受粉の仕方>根元が膨らんでいない雄花を摘み取り、受粉させやすいよう花びらを取除いて、雌花の先(雌しべ)に花粉をチョンチョンとつけてあげます。これで受粉は完了です。

待ちに待った収穫です!

収穫の目安は受粉して2週間度です。
それ以上放置するいると、実はだんだん黄色っぽくなり、熟しすぎると破裂して真っ赤な中身が飛び散りますので要注意!
ただ、種子を取ってまた来年育てる場合は、完全に熟すまでほっておいてもかまいません。取った種子は来年まで冷暗所で保管します。







栽培に以下のものが必要になります。

◯プランター(少し大きめなもの・40L程度の土が入るもの)
◯スコップ
◯園芸用のネット(3~4m位・伸びた時の高さを考えて)
◯支柱
◯肥料(鶏糞など)
◯土(1袋20L~25Lの物が売られています。)
◯苗
◯鉢底石(無くても大丈夫です。水はけを良くして排水穴を詰まらせない為のものですので、底一面が網状になっているプランターなら必要ないでしょう。また、土の量が少なくて済む、という利点もあります。)

沖縄純白ゴーヤ、という苗を植えました。去年は「しろにがくん」というしろゴーヤを育ててみましたが、純白ゴーヤはどうなるでしょうか。楽しみです。愛情をかけて育てたいです。そして美味しく食べたいです。あわよくば、お裾分け出来るくらい豊作になると良いです(^ 3 ^)笑)

白ゴーヤ

苗を植え付けてから12日目です。お天気にも恵まれた日が続きましたので、ぐんぐん育ってます。
ネットにもツルが巻き付いてきました。
緑のゴーヤと比べると、白ゴーヤの方が葉っぱも色が白いです。葉っぱや蔓も緑のゴーヤよりも柔らかく力が弱いように感じます。

白ゴーヤ

1回目の摘心をしました!
本葉が8枚位になってたら摘心の時期です。
左半分が緑のゴーヤ、右半分が白ゴーヤの摘心した芽です。

白ゴーヤ

摘心後3日目くらいです。わき芽がもう伸び始めています♪

白ゴーヤ